受験レポート: AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル (SAP-C01版)
2019年2月に試験がリニューアルされたようで、情報が少なかったので簡単にまとめてみます。
受けたきっかけ
2年前の4月にアソシエイト3種類を受けたので切れる前に、と思ったんですがいつのまにか認定の有効期間が3年に延びていたので今じゃなくても良かった…。それでもこういうのは勢いが大事なので申し込み。
試験申し込み
AWS認定のサイトから申し込む形になります。いくつか戸惑うポイントがあったので、電話で問い合わせて確認してしまいました。
- 2つある同名の試験のうち180分の試験の方を選ぶ
- 特に説明なく二種類あった。旧試験はChineseとKoreanのみしか選択できないので結果間違えはしないものの不安になる。過渡期だけなので放置しているのだとは思うが説明は欲しい。
- 身分証明書について「署名があるもの」とあるが署名は特に不要
- 免許証と保険証でOKでした
- リマインダーメールで姓と名が逆になって送られてくる(間違ってると受験できないよという注意つきで)
- メールが間違っているだけで、実際の登録内容は問題ないとのこと
※ 二回ほど電話したのですが二度目の電話は昼休みの時間帯だったためか英語の人だったので驚いてガチャ切りしてしまいました。落ち着いて電話かけ直して日本語分かる人にコールバックしてもらって、無事日本語でやりとりできました。
試験内容
おおよそ下記の通りです。詳細は試験ガイド(AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル)を参照。
- 試験時間 180分
- 問題数 75問
- 分野
- 1.組織の複雑さに対応する設計(12.5%)
- 2.新しいソリューションの設計(31%)
- 3.移行の計画(15%)
- 4.コスト管理(12.5%)
- 5.既存のソリューションの継続的な改善(29%)
- 試験結果は 100~1000 点の範囲で最低合格スコアは 750 点
勉強方法
3/9(土)に思い立って3/13(水)に受験なのであまり勉強できずでしたが合計10時間くらいは勉強したと思います。
必要な勉強時間は気になるところですが個々人のスキルによるので人それぞれですね。ちゃんとしたインフラの知識があって普段からAWS使っていればそこまで大変じゃないのかなと思います。自分の場合はAWS SummitやJAWS DAYSを見てそれほど自分の知識が遅れてない気がしたので特攻でも行けるかなと。。
具体的には下記の内容です。
模擬試験:60分+復習3時間くらい
これは受けたほうが良いやつです。アソシエイトの合格特典で無料で受けられるらしいですがそんなことは知らず普通にお金を払ってしまいました。
ややググりながらスクショ取りつつ結果は下記。
総合スコア: 70% トピックレベルスコア: 1.0 Design for Organizational Complexity: 66% 2.0 Design for New Solutions: 83% 3.0 Migration Planning: 100% 4.0 Cost Control: 50% 5.0 Continuous Improvement for Existing Solutions: 60%
ギリギリ合格ラインですかね。。
個別の問題の解答や正解不正解は教えてくれないので、復習としては一つ一つの問題を確信できるレベルまで調べて答えを出しました。
問題の癖というか文章のどこに注目するのかみたいなのがなんとなくわかったのが大きかったです。
あと日本語訳がひどすぎるときに英語に切り替えられるとかそういった試験のやり方についても確認できるのは大事ですね。
Pass4trainingの問題集(Dump):1時間
意味なしでした。
ぶっつけ本番のつもりでしたがどうも怖くなってしまって買ってみたのですが、SAP-C01の内容には全く対応していませんでした。
最初の20問ほど解いただけですが明らかに解答が間違っているものが2問もありました。
模擬試験では Organization とか SSM とか Container などが中心的に出てきていたのにそういったキーワードが0だったのもあり、これ以上やる意味は無いなと判断しました。
Udemyの模擬試験:2時間
https://www.udemy.com/aws-solutions-architect-professional-practice-exams-2018/?couponCode=TUTORIALSDOJOwww.udemy.com
これはちゃんとした問題集なのでやる価値がありました。とはいえ試験前日に発見したので30問ほどしかやっていませんが…。
クーポンコード TUTORIALSDOJO で80%オフなので1,200円で300問はかなりお得です。
しかも上記のPass4Trainingなど海外の試験対策問題集にありがちな「どこから手に入れたのかわからないけど本番の問題そのまま」というものではないので、誠実に試験を受けたい人におすすめです。
Udemy内のメッセージで
We are currently transitioning to the new (Feb 2019) exam version so kindly expect frequent updates to the question bank this month. There is a focus on important domains like Design for New Solutions and Continuous Improvement for Existing Solutions hence, these topics have more questions than other domains.
というのが届いていたので、問題は更にアップデートされていくようです。
AWS training のトレーニングビデオ:1時間
当日の朝微妙に時間があったので馴染みない分野のビデオを見て時間を潰しました。初めて見ましたが質が高くて良いですね。
- Monitoring the AWS Storage Gateway Cache and Upload Buffer
- Migrating and Tiering Storage to AWS
- Introduction to Amazon EC2 Systems Manager
試験当日
模擬試験よりは日本語がわかりやすい問題が多かったですが、英語じゃないと解けない問題もいくつかありました。
解き終わったら残り10分で見直しの時間はあまり取れず。
それでも不安な問題としてチェックをつけたのが1/3ほどなので合格ラインには届きそうかなと少し安心。一応ギリギリまで見直しつつ残り30秒で試験を終了しました。
その後簡単なアンケートに答えたら結果が表示されてなんとか合格。
試験結果
17時に試験が終わって、詳細なレポートは翌日の22時くらいに確認したら見れるようになっていました。
結果は 837 点。合格者平均はこのくらいなのかな。。
分野ごとに見れる評価は「十分な知識を有する」「再学習の必要あり」の二種類だけなのですが、すべて「十分な知識を有する」になっていました。
感想
短い勉強時間でしたがそれでも新しい知識は結構得られたので、受験した価値はあったかなと思います。
それはそれとして新試験になったことで情報が間違っていて不安なところもあったのでAWSさんしっかりしてくれという気持ち。
次は DevOps を受験予定。
賃貸マンションの契約を個人から法人にして社宅扱いにしてみたよ
相変わらずフリーランスやってますが法人をたててしまったので、税金対策も色々とできるようになりました。
抜け道を使ったり経費計上を頑張ったりとかはしない方針ですが、問題なく認められる範囲はやるべきかなというスタンスです。
その一つとして賃貸を法人契約にして社宅として貸し出すという方法があります。
家賃の1〜3割程度を給与から貰うだけで賃貸費用をそのまま経費に参入できます。個人事業主で家賃を経費にする形だと3割くらいの経費だと思うのでだいぶ違いますね。
今の家はすぐ引っ越しそうなので次の賃貸契約のときかなと思っていたのですが、しばらくこのまま住みそうなので不動産会社に連絡して契約変更してみました。
手続きの流れは、
- 管理会社に法人契約にしたい旨を連絡する
- 管理会社に登記簿謄本などの必要書類を郵送する
- 家主さんと管理会社側で相談および審査
- 契約書のドラフトの家主と自分それぞれで確認
- 契約
という流れ。意外とスムーズでした。
費用としては仲介手数料として家賃の1ヶ月分がかかっています。
ただ契約日が2019/3/1からになることで更新日が2019/12→2021/03に伸びたので、実質0.5ヶ月分の更新料が浮いています。(実際には更新日は以前のままにしたいと言われたのですが、ほんの少しごねたら通りました)
実質0.5ヶ月分の費用なので、これくらいであればすぐ取り返せそうです。
社宅にするとどれだけ得するのか
ということでこれによってどれくらい得になるのかということを考えます。
いろいろと考え方はありますが、例えば10万円の家賃を払った上で20万を手元に残すだけの給料を自分に支払うケースを考えます。
個人契約のままだった場合
全て給与として払うことになります。ものすごく適当な概算で社会保険を20%(労使折半で個人負担は半分)、所得税住民税を20%として3割ほど天引きされるとしてざっくり計算すると、
額面給与42万+社会保険会社負担分4万=46万
を会社が支払う必要があります。
社宅にする場合
固定資産評価額次第ではありますが、賃貸料相当額を20%とすると手取り22万から2万を家賃として会社がもらえば良いことになります。とすると、
額面給与31万 + 社会保険会社負担分3万 - 賃貸料相当額2万= 32万
が給与周りの会社負担額となります。これに加えて家賃10万を負担するので合計 42 万が会社負担です。(賃貸料相当額が10%で済めば41万まで減ります。)
差額
上記をまとめると法人としての負担が46万から42万まで減るので毎月4万円ほど法人の利益が増えることになります。家賃の4割というのはかなり大きいですね。これを原資に給与にしても良いですし、会社にそのまま残すのも良いでしょう。
実際には個人としての年金受給額が減るのでもう少し考慮する必要がありますが、貰えるかわからない年金のことはそれほど気にしなくていいかなという方針です。
個人事業主だと10万の家賃のうち3割を経費にしても税率3割で1万ほどお得になるだけなので結構違いますね。
まとめ
法人契約に切り替えるのはかなりお得なようです。
※考え方間違ってたら教えてください
ビックカメラで買ったiPad Proが届いた
先月使ったpaypayのポイントが月初に付与されたので1/16にビックカメラでiPad購入したんですが本日やっと届きました。
Webで公開されてるApple製品の在庫状況をみると在庫はあるはずなのに一週間ほど進捗がないので電話で問い合わせたら慌てて送ってきました。
iPadの箱にはApple側の発送日が貼ってあったんですがこれは1/5になっていて、中国からの発送で一週間かかったとしてもどう考えても購入時点であった在庫なので、単純に発送業務が間に合っていなかっただけなんでしょう。
ツイートとか見るとビックカメラに在庫を回さないAppleのせいっぽい雰囲気になっていたけど実際にはビックカメラでスタックしてたということです。
在庫あるものから順次発送って言っててほぼ最初からApple Pencilは在庫あったのに送られてないからそんなことだろうとは思ってました。
問い合わせをしなかったらいつになっていたのか。
店舗に取りに行くパターンだとまた違うのかもしれないけど待たされている人は電話したらどうにかなるかも。
ビックカメラは安いところ以外はもともとそれほど好きじゃないのでこれで評価が下がることもないけどもうちょっとこういうところ頑張ってほしい。
「It Doesn’t Have to Be Crazy at Work」を読んだのでメモと感想
「Remote」(強いチームはオフィスを捨てる)、「Rework」(小さなチーム大きな仕事)に続いてBasecamp創業者の二人が昨年出した書籍「It Doesn’t Have to Be Crazy at Work」を読みました。
It Doesn't Have to Be Crazy at Work (English Edition)
- 作者: Jason Fried,David Heinemeier Hansson
- 出版社/メーカー: HarperBusiness
- 発売日: 2018/10/02
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
久々に英語の書籍を通して読んだので読み終わるのに時間がかかってしまいました。英語自体は簡単で比較的読みやすかったです。
ざっくりどんな本か
スタートアップで大きな目標を目指してハードワークをして成功をつかむ、という近年のIT企業界隈の常識に疑問を投げかけている書籍です。
Basecampでは週40時間、夏は32時間の労働時間で3年に一度1ヶ月の休暇を取れる。そして十分に利益を出し、会社は成長できている。
そんな中で更にマーケットシェアを増やそうだとか世界を変えようだとかを目指して(経営者も社員も)人生をすり減らす必要はないでしょ、と主張しています。
この本では、短時間で最大限の成果を出しながら、そして快適に働ける環境を作るためにBasecampが試行錯誤してきた内容が紹介されています。常識と思われている内容と反対であるものもあって色々発見がありました。
経営側の目線で書かれた本なので社内制度まで踏み込めるような人でないとこの本の内容を実践するのは難しいですが、こういう環境で成果が出るんだみたいなものを知るという意味では一社員としてであっても読む価値が十分にある本だと思います。
メモ
Kindleのハイライトした部分を読み返しつつメモ。
- 会社自体をプロダクト(ソフトウェア)のように捉える
- バグがあったら直そうね、とか、ユーザー(社員)が理解できるものになってるか、使いやすいものか、とか、常にバージョンアップしてこうね、とか
- 集中できる環境を作る
- Basecampではコミュニケーションはリアルタイムではなく非同期でEventual Responseがあれば良いという文化
- 集中して仕事をするためにチャットやメールを開いておくことはしない
- カレンダーも共有しない
- ミーティング開催のハードルを意図的に上げている
- オフィスは用意している
- 家で仕事が捗るかというと皆が皆そうではない
- ただし、「図書館」のように利用するというルール
- 話しかけたり騒音を作ったりで邪魔しない
- コミュニケーションの不足については各人が「オフィスアワー」を用意
- その時間は質問でもなんでもウェルカム
- 毎日xx時だったり毎週xx曜のxx時だったり人それぞれ
- 誰がどんな仕事をしているとか必要以上に共有しない
- FOMO(The fear of missing out)ではなくJOMO(The joy of missing out)
- 月1でチームのリードが"Heartbeat"として進捗などを共有する
- Basecampではコミュニケーションはリアルタイムではなく非同期でEventual Responseがあれば良いという文化
- 会社のカルチャー
- 良い会社は「家族」ではなく、家族をサポートする「味方」
- (「アットホームな会社です」は、やはりブラックな会社なんだなと
- ワーカホリックは伝染病
- 止められないし周りに移る
- 個人間の"Trust Buttery"を見て不和や衝突がないようにしている
- 不満とかは待ってても上がってこないので聞く。それも具体的に
- ☓「この会社の改善点を教えて」
- ◯「だれも話したがらないことってある?」「働く上で心配なことは?」「最近これができたら良かったのにと思ったことあった?」
- 会社を売るつもりは無いのでストックオプションは出してないが、売ったらその金額の5%を社員に割り振るということにはしている
- vacationは"facation"にならないように会社のアカウントから全てログアウト
- 良い会社は「家族」ではなく、家族をサポートする「味方」
- 仕事の仕方
- プレゼンをするのではなく資料を共有する
- ReactionではなくConsidered Feedbackが欲しい
- 金曜リリースをやめて月曜リリースにした
- 土日のバグ修正がなくなり環境が改善。品質を上げる意識もできた
- 合意形成をするのではなくコミットする
- "I disagree, but let's commit."
- 業界のベストプラクティスが自分の会社・仕事に当てはまると考えない
- 3人チームがベスト(開発者2人、デザイナー1人)
- 4人になるとmanageするための5人目が必要になることが多い
- "No is easier to do, Yes is easier to say."
- Noと言うことで無駄な仕事を増やさないようにする
- プレゼンをするのではなく資料を共有する
- ビジネス
- 将来的な改善は約束しない
- 「今年中に」のコミットがチームを苦しめた
- Basecampはpay per userモデルではなくユーザー数にかかわらず同額
- 大きい会社の意向に自分たちのビジネスが左右されたくない
- バージョンアップでユーザーに移行させない
- Basecampは1〜3までのバージョンをメンテナンスしている
- 将来的な改善は約束しない
感想
Basecampはもう既に十分稼いでるからこんなことできるんだろ、みたいなことも言えるといえば言えるんですが、チーム作り、会社作りに参考になるのではないかという部分が非常に多くありました。
特に、集中できる時間を増やすためのコミュニケーションのとり方はチーム単位でも実践できるんじゃないかなと思います。チャット・メールで即時性を求めない、オフィスを図書館のように考える、無駄な情報共有の会議などで時間を取らない、オフィスアワーを作る、などなど。
とはいえこういう変革は自分だけが主張してもなかなかわかってもらえないので、他の人にも読んでもらって共通言語ができた上でどうしようかみたいな話ができると良いので、ぜひ日本語版も出版してほしいなと思います。
Let's Encryptの自動更新がエラーになっていた
2017年頃から運用しているサーバーで、毎日cronで
certbot-auto renew
を実行していた。
しかし、今月に入ってLet's encryptから証明書の期限(2018-12-26)が近づいてきたというメールが届いた。
サーバーに入って確認してみると80番ポートが空いてないよーというエラーで止まっていた。
Cert is due for renewal, auto-renewing... Plugins selected: Authenticator apache, Installer apache Renewing an existing certificate Performing the following challenges: http-01 challenge for xxx Cleaning up challenges Attempting to renew cert (xxx) from /etc/letsencrypt/renewal/xxx.conf produced an unexpected error: Unable to find a virtual host listening on port 80 which is currently needed for Certbot to prove to the CA that you control your domain. Please add a virtual host for port 80.. Skipping. All renewal attempts failed. The following certs could not be renewed: /etc/letsencrypt/live/xxx/fullchain.pem (failure)
あれ、もともと空けてないし443だけで動かなかったっけと思って調べると、今年頭にTLS-SNI検証に脆弱性が発見されたという情報があった。
この時点では新規取得が無効化されただけだったため特に影響は受けなかったが、どうやら最近のcertbotで更新時のTLS-SNI検証が効かなくなった可能性がある。
80番ポートを開ければ解決だが、重要度の低いサーバーについて取引先に質問を投げてやり取りが発生するのも面倒なのでひとまず一瞬だけポートを空けて更新して閉じることで取り急ぎ解決。
、、、というだけだと毎回同じ作業をすることになるのでもう少し調べてみる。
どうやら
certbot-auto renew --preferred-challenge tls-sni
というオプションで解決できそうだったことがわかったが(デフォルトが変更されただけ?)、いずれにせよ2019年2月13日にtls-sni-01は無効化されるとのこと。
DNS-01かHTTP-01の検証方式に移行しましょうということだが、TLS-ALPN-01というのが気になる。
上記にもあるようにtls-sni-01/02の問題を解決した手法ということで移行先としてはTLS-ALPNが正しそうだが推奨していないのはドラフトだからだろうか。
tls-sniはサーバーを共用している状況で問題が出たとのことだが新しいプロトコルでそれより酷い脆弱性は出ないだろうと楽観的に予想して、crontabのコマンドは
/opt/certbot-auto renew --preferred-challenges tls-alpn-01
と書き換えて次回の更新まで様子見してみることにした。
Philips Hueが電源投入時の動作を設定できるようになってた
元からあるスイッチで電源を切ってしまうと色と明るさが初期値に戻ってしまって不便だなと思っていたんですよね。まぁ直接切るなって話ではあるんですが。。
アップデートで電源がOFFになる直前の状態を覚えていてくれる設定が増えました。特定の色や明るさを指定するのはまだできません。
設定は最新版のアプリで「設定」→「電源投入時の動作」から。
北海道(札幌・余市・小樽)旅行に行ってきた
12/1(土)〜12/3(月)にかけて北海道へ行ってきたので感想をメモ。
(ブログこういう内容は特に需要ないのは知ってるけどあくまで日記として。)
北海道に行くのは多分5回目。ふっこう割とやらを利用して2名1組87,000円のANAパックの旅行代金が4万引で47,000円。
飛行機はANAでホテルはそれなりに良いホテルが夕朝食付き。これでひとり23,500円ということで格安で素晴らしい。
とはいえ12月の北海道で何するかわからんというのもあってあまり予定を決めずに天気と雰囲気で行く場所を決めることに。
1日目
一番寒い日で最高気温が1℃とかだったので、札幌駅周辺をぶらぶらするくらいの日にすることに。
午前
- 出発
7:30羽田出発。この日から20分前に保安検査場を抜けなければいけなくなったらしく、17分前くらいについたら素直に通ることができず。
横のカウンターに回されANAの担当の人が機長に確認とったりしながら通してもらえることに。
特に慌てはしなかったけどルール変更後に一番最初に引っかかった人だったんじゃないだろうか。
機内では新潟のビールが美味しかった。ANAの選ぶ酒はいつも美味しい。
- 北海道大学を歩く
高校のときの修学旅行のときに来ただけだったので久々に歩いてみる。やはり広い。
- JRタワーに登る
雪で景色がよく見えない状態だったので人もいなくて快適。見える範囲の近場を眺めつつカフェでゆっくりと作戦会議。
昼食
- ウニ丼を食べた
札幌にいた友人のおすすめだったので。ミョウバンを使ってないうにを大量に使ったウニ丼。
わざわざ歩いていって予約でうまってたら嫌だなと直前に電話したら、予約は埋まってるけど予約枠と当日枠があるらしく、30分くらい並べば入れるとのこと。
ということで開店3分前くらいについたら10組ほど並んでた。
大きい店だったのでそれでも開店直後の枠に入れ、ほぼ待たされなかった。
サッポロクラシックとウニ丼を頼んで一人5000円くらい。
うまかった。
午後
- サッポロビール博物館
ビールの歴史を学びつつビールを飲むやつ。
プレミアムツアーという有料ツアーでしか飲めないビールがあるということでツアーに参加することに。
基本予約するやつだがちょうど2枠が次の枠で空いてたので無事参加できることに。
サッポロビールがアサヒビールと同じ会社の時期があったという歴史に驚くなど。
ビールはやはりうまかったので良かった。
- 夕食: TAKU 円山
JCBプラチナのグルメ・ベネフィットを使えるところということでチョイスした店。
うまかった。グルメ・ベネフィットで1人分無料にしてもらったが、普通の価格でも1万ちょっとなのでコスパ的にもすごく良い店だと思う。
頼んだワインは奥尻ワイナリーのピノ・グリ6500円。今見てみると小売価格で3,000円くらいらしいのでワイン価格も良心的。
- 夜
すすきのを歩いて観覧車に乗る。
バーにでも行けたらと思ったものの腹いっぱい&朝から飲み続けてたので疲れたということで素直に帰宅。
2日目
- 余市蒸留所
1日目の途中で予約しようと思ったらインターネットで3日前までとのことだったので電話。怒られつつも空いてた時間に予約成功。
10:30からのツアーに参加。
ツアーが11:15くらいまででそのあと試飲して、レストランで昼飯。
更に有料試飲をしていたら帰りに乗ろうと思ってた13:45の電車ギリギリになってしまい慌てて自宅用のウィスキー1本だけを買って戻る。
仕方ないがもう少し電車が出てると予定を柔軟にできるので嬉しかった。
- 小樽
運河クルーズに行こうと思ったもののちょうど出発したタイミングだったので小樽ビールに行くことに。
店のドイツっぽい雰囲気は良いけどビール含め味は普通かなぁ。
ここで小樽ビール3種類を飲んで再度クルーズ直前の時間に行ったら15分前集合ですとのことで結局乗らずにぶらぶらしながら戻ることに。
途中で北海道ワインの試飲をやってるところがあったのでそこで6種類ほど試飲をさせてもらう。
前日にTAKU 円山で飲んだワインがあってテンションが上がってしまった。
そこの人に札幌のおすすめの店を聞いたので夕食はそこに決定。
試飲した場所ではワインは発送しかしてないということで、近くのワインショップでワインを購入して札幌に戻る電車に。
- 夕食: 北海道産酒BARかま田
ワインの試飲をやってた人が知り合いがやってるということでおすすめしてた店のうちの一つ。
好みに合わせて北海道の日本酒を選んでくれる素敵な店。
食べ物も北海道産にこだわっていてどれも美味しい。
ホテルに戻って先程買ったワインを開けたものの、一日中飲み続けていたせいで半分しか飲めずそのまま就寝。
3日目
この日の予定は今回の北海道旅行で一番行きたかったこの場所。ぐだぐだと10時にホテルをチェックアウトして地下鉄&バスで向かう。
この前小豆島にいったときにイサム・ノグチの作品で作られたリラックススペースみたいなのがあってそこがすごく気に入ってしまった。更にそこにあったイサム・ノグチの書籍を読んだときのこのモエレ沼公園のストーリーが非常に印象に残っている。
ということで初日に行きたかったものの、初日は天気がひどかったのでこの日に。
そしたらメインぽいガラスのピラミッドは月曜休館、かつ電気設備工事の日だったらしく公園内のトイレ全て使えず。。。
こういう観光客がくる場所を月曜休みにするのやめようよ…と愚痴りつつ、トイレがないのであまり長居できずに2時間ほどだけ公園をぶらぶら。
最高気温は10℃くらいの日だったので歩いてたら暑いくらいだった。
そりを滑ってる親子や残ってる雪で雪だるまを家族がいたりして非常に和んだ。
公園にありがちな注意書きがほとんど無い公園でこういう自由さも設計のうちのひとつなのかなと思いを馳せたり。
素敵な公園だったので、また夏とかに北海道来る機会があれば行きたい。
- 昼食:回転寿しトリトン
栄町店に。
寿司は食いたかったもののあまりいい店に行くつもりもなかったし中途半端に良いところに行くくらいならと回転寿司に。
やはり北海道の回転寿司はネタがでかい。
- 帰路
時間はあったのでもう少し観光できたものの全体的に酒飲み過ぎの疲れにより空港に早めに行って温泉に入ることに。
スーパーラウンジで割引券がもらえるという情報をネットで仕入れたので、空港についたらまずはラウンジに行ってこの旅行中に来ていた連絡に返信しつつ休憩。
その後ロイズでお土産を買って温泉に。
割引券を使うと一人1,100なので悪くない価格。
これで疲れをとって最後にフードコートで松尾ジンギスカンを食べつつ前日の夜残してしまったワインの残りを開けて飛行機に。
行きはギリギリになって迷惑をかけたということで出発25分前くらいに保安検査場を抜けたらもう搭乗開始していて全く早くは無かった。
全員乗るのが早かったようで予定時刻より10分以上早く出発してくれた。こんなこともあるんね。
羽田に早く着いて無事帰宅。
家返ってすぐ寝ました。
感想
やはり北海道は飯がうまい。
観光というよりも食べ飲みっぱなしの旅行だったがこれもまた良し。