Amazon Echoを使って10ヶ月くらい経った
Amazon Echoが一般発売されてちょっとしたくらいに手に入れてしばらく使っていたのですが、Googleからも似たようなデバイスが出るみたいですね。ということで、簡単にAmazon Echoはこんなものだよというメモ書きを。
(2017/01/17 意外とアクセスがあるのでちょっと追記しました)
購入方法
Amazon Echoは普通には日本には発送してません。 スピアネットなどのいわゆる転送業者を使って買う必要があります。
業者によりますが、手数料が6000円くらいかかった気がします。
Amazon Echoアプリ
Amazon Echoアプリを使って設定する必要があります。
ただし日本のストアからはダウンロードできません。
AndroidだとVPNのアプリを入れてダウンロードすればOKですが、iOSの場合は海外のストアからのダウンロードのやり方はしらないので、iOSデバイスしか無い場合は海外のストアからアプリの落とし方を調べてからのが良いかもしれないです。
(2017/01/17追記) AndroidもVPNだけだとダウンロードできなくなってました。Amazon.comのアカウントを新規で取得し、AmazonのアプリStoreからダウンロードするのが簡単でした。(Amazon.co.jpと結びついているアカウントではダウンロードできませんでした。)
初期設定
まず住所を登録しますが、そもそもアメリカの州しか選べません。
なので Alexa, how is the weather today?
とか行ってもシアトルの天気が返ってくるという残念な状態。
時刻設定も住所から判別したタイムゾーンで設定されるので、 Alexa, wake me up at 7am.
とかもできません。
==> (2017/01/17) おそらく複数国で展開し始めた時点でできるようになってたみたいです。JSTに設定できました。
一応、How is the weather today in Tokyo? とか Wake me up in 7 hours. とかで天気も目覚ましもOKではあります。
音楽再生はAmazon.comの方で購入した音楽でないとだめですし、Prime Musicももちろんそうです。
ラジオは結構設定が面倒だった気がします。
英語
私は普通に受験英語しかやってこなかったので、いわゆる日本人の英語を喋っている感じです。
なので英語はなかなか聞き取ってくれないません。切ない。
Amazon Echoアプリでどんな英文として認識されたかがわかるのですが、結構残念結果になってます。
Skill
ユーザが作成したSkill(追加機能)を追加でインストールできます。
例えば Box of Cats というSkillをインストールし、Alexa, open the box of cats
というと猫の鳴き声がします。かわいい。
これは実用的ではない例ですが、1000以上のSkillが公開されていて様々な機能があり、開発者であれば自分でも作ることが可能です。
で、結局何に使ってるの?
残念ながらたまに目覚ましと天気を聞くのに使うくらいです。
あとリスニングの勉強も兼ねてニュースも聞いてますがあんまり聞き取れません。
日本で使うにはできることがあまりになさすぎるのでつらい。
家電を操作したりとか商品購入したりとかやってみたいです。
英語得意な人ならもっと使いこなせるのかも。。
まとめ
使ってみて音声操作はすごく未来のあるUIだと感じました。
Amazon Echoは日本で使うにはどう考えてもお勧めできませんが完成度はかなり高いです。
自分でSkillを開発したりカスタマイズを頑張る気概のある人は色々できて面白いかも。
こういった音声操作デバイスは将来当たり前のようにリビングルームにあるような気がします。
日本語で操作できる同様のデバイスが出たら間違いなくすぐ買うのですが、しばらく出てこなさそうですよねぇ。。
いま絶賛開発中らしいGatebox http://gatebox.ai/ というファンキーなデバイスは、おそらくもうちょっとコミュニケーション寄りですが、同じようなことをできるのかもと期待しています。
おわりに
Amazon Echoはもちろん技適を通っていないデバイスなので日本で使うのは法律違反でもちろん電波暗室で使ってますしむしろこの記事は全部妄想なのでそういうことでよろしくお願いします。