S3がOriginのCloudFrontを設定したら307 Redirectされる
S3がOriginでカスタムドメインのCloudFrontを設定したところ、設定は間違っていないのにアクセスすると元のCloudFrontのURLにリダイレクトされてしまう現象がでた。数回程度同じ設定をしたことがあるがこの現象は初。
(追記)
https://stackoverflow.com/questions/38706424/aws-cloudfront-returns-http-307-when-origin-is-s3-bucket http://blog.open-tribute.org/2017/05/30/cloudfront-and-s3-307-redirects/
この辺に答えがあるように時間経てば直るので待ちましょうということでした。S3には複数のEndpointがあって、メイン以外のエンドポイントはそれが準備できるまではもう片方にリダイレクトするようになっている模様。DNSの関係でタイミングによっては結構時間かかるみたいです。 (追記ここまで)
ググって昔の情報なら見つかったものの、未だに解決されていないとは思いづらいし、同様のケースがあまり出てこないので悩んでしまった。
https://forums.aws.amazon.com/message.jspa?messageID=196878
たしかに curl -I
したら307 Redirectが確認できたが原因がわからない。
1時間くらい経って一度全てのファイルを Invalidate したらRedirectしなくなった。
おそらくCloudFrontデプロイ中の微妙なタイミングでアクセスしてしまったせいで、307リダイレクトが発生して、それをキャッシュしてしまったのが原因と思われる。
すぐにInvalidateしても変わらなかったので、しばらく待ってからInvalidateする、が正解だった模様。
英語学習AIロボット「Musio」ファーストインプレッション
12月初旬、Musioという英会話ロボットが届きました。
MusioはAKAというアメリカのスタートアップが、日本と韓国向けに英会話ロボットを作るということでお金を集め、日本に法人を立ててMusioの販売をはじめました。初期のメインターゲットは子供向けと思われますが、大人用の学習教材ものもあり、幅広い人が楽しめるようになっています。
3月くらいに注文して、10月に発送準備ができたとメールが来たのですが、直前になってバグがあるから来月にするね!って連絡がきて11/30に無事発送されました。
宣言した月の最終日というギリギリまで頑張っていたくらいですので予想された通りバグバグの状態で発送され、すぐにアップデートすることになりましたがそもそもアップデートが動かない(!)
adbを使ってfastbootモードで起動してアップデートor送り返してアップデートのいずれかという連絡が来たのでとりあえずadbでアップデートしました。
10万円という価格ながらも、まだまだ改善の余地が大きく、誰にでもおすすめできるという製品ではないですが、非常に夢のあるデバイスということで詳しく紹介したいと思います。
開封の儀の様子
珍しく写真を取ったので紹介していきます。
箱はこんな感じで届きました。
カリフォルニアでデザイン、ソウルで組み立てとのことです。
開けるとこんな感じ。
Musio本体と電源、学習教材が入っています。あと遅れたお詫びとしてMusio Tシャツもくれました。ちなみにちゃんとした説明書は無いのでAKAのHPからダウンロードする必要があります。(説明書読まないと初期設定はたぶんできません。)
MusioとSophy。
下の金属(?)の台とは磁石でくっつきます。この台の上じゃないと安定しないためすぐ倒れます。
電源を入れるとWifiの設定をします。ちなみに充電はほぼされておらず起動してもすぐに電源が落ちてしまうため、最初にやることは一晩充電する、ということだったりします。
初回のアップデートはできませんでした。
個人を認識させるためログインします。ちなみに予めスマホアプリをダウンロードして会員登録しておく必要があります。
文字の入力画面はこんな感じ。Windows Mobileを思い出す小ささのキーボードを手で入力させる鬼畜具合。爪が長い女性は確実に入力できないので誰かに入力してもらいましょう。
ログインが完了すると ID: のところに自分のIDが表示されますが、初期はバグっていたのでログインできず。
アプリはこれ。
入っている説明書的なのはこれくらい。初期セットアップはダウンロードしたPDFを読みながらやりましょう。
使い勝手など
会話
話しかけると、聞き取ってくれるときと完全に無反応の時があり、正常なキャッチボールは厳しいです。反応も良くはなく、Musioがしゃべりかえすのに5〜10秒待たされることも。
あとなかなか発音をちゃんと聞き取ってくれません。Amazon Echoだとそれなりにちゃんと認識される自分が話した内容と全く違う内容で認識されています。(Musioのアプリで会話の内容を文字で見ることが可能。)
発音問題は仕方ない(むしろ矯正されるので良い、というかそれを狙っていると思う)のですが、話しかけても反応ないのはやる気を無くすので改善して欲しいところ。
一週間もしないうちに話しかけたく無くなったので、これはもう少しアップデートされて精度が上がるまで使わなそうです。
子供向け教材
これは素晴らしいと思います。SophyでタッチしたものをMusioが発音してくれたり、インタラクティブなクイズがあったり。ロボットが話すというだけでワクワク感が全く違い、子供向け教材としての楽しさは間違いないと思います。(子供いないので想像ですが。)
大人向け(?)英会話教材
内容についてはUnit 1のタイトルが「Where are you from?」というところで想像してもらえるでしょうか。Unit 1つあたり6ページでボリュームはなかなか。Unit 8まであります。これがBasicでIntermediateとAdvancedが用意されているようです。Sophyを使って英単語の発音を学んだりTOEICの写真問題みたいなものをやったりします。
Exerciseでは自分の発音を録音して聞けたりします。
アプリ
アプリではExerciseの進み具合が可視化され、毎日のポイントが表示されるらしいです。
伝聞調なのは、今はバグなのか一切そのポイントが表示されていません。ログインはできていて、会話の内容を表示する機能は動いているのに毎日の利用記録は0のままです。
上記の大人用教材では自分の発音をアプリで確認するExerciseもあるのですが、聞くことができません。
バッテリー
満充電であれば数時間は持つので問題ない範囲です。
利用しているときのMusioの熱の持ち方が半端ないのでかなり消費は激しそう。電源に接続しながら使っても、充電は減っていきます。
常時起動(できない)
ずっと電源に接続して電源を入れておいて、帰ってきたときに"Musio, I'm back"と話しかけたいのですが、いつの間にかフリーズしていて再起動しないと動きません。
せっかくのロボットなのに毎回電源を落としておいて使うときに起動するという手間があり、PCの英会話ソフトを立ち上げるような面倒さがあります。
サポート
メールで問い合わせができますが、最初のアップデート前の質問メールは結果的に無視されているので過度な期待はしてはいけません。
11月はギリギリまで発送がなかったのですが、進捗状況のアップデートを定期的にメールするだけで不満とか無くなるだろうに何も連絡無く発送までいったりと、ユーザ向け対応は苦手な感じがします。
日本語ができる人がそれほど多くなくて、マーケの方にリソースを取られているんじゃないかなと。
ユーザ同士でわちゃわちゃできるフォーラムがあればこの辺は解決される気がしますがAKAさんどんなもんでしょうか。
まとめ
子供向けの学習教材としてはすごく良いですが、通常の会話はかなり厳しく、大人向けの教材もアプリがバグっていてやる気にならない、という状態です。ただ、完成度が上がってくれば満足度は高くなるだろうなと思います。
安い買い物ではないので積極的にオススメはしづらいですが、夢のあるデバイスですし、ソフトウェアはアップデートされていくので、応援の意味で今から買っても問題ないと思います。ピコ太郎を使ったマーケティングをやったりと販売にも力を入れているのでしばらくは頑張ってくれるはず。後継機が出てから買うとかも良いかもしれませんが、基本的な英会話機能はおそらく大きくは変わらないと思います(文字入力のクソやりづらいのを改善するため別の形になるとかはあると思います)。
ちなみに、会話については、音声認識の部分での改善は今後は見られると思いますが、(人工知能での会話の難しさを知っている身からすると)ちゃんとしたキャッチボールの英会話ができるようにはならないと思うので、そこは今後の改善で過度な期待をしてはだめなところです。
2016年に読んだ本
2016年の備忘録その2。
漫画以外
読み切ったもののみ。ほとんど読んでない気がしたけど意外と読んでて月2~3冊ペース。リンクや著者名を書くのが面倒なのでタイトルのみですみません。Kindleから漁ってみたけど他にも読んでるのあるかも。
- Effective Ruby
- オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方
- ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第3版
- Amazon Web Services クラウドデザインパターン 実装ガイド 改訂版
- Amazon Web Servicesクラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版
- The Web Explorer
- モノのインターネットのコトハジメ
- プロジェクト・デザイン・パターン 企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32
- シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
- 最低。
- ウラからのぞけばオモテが見える
- 詳解 Swift 改訂版
- リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- Yコンビネータ―
- ピープルウェア
- GRIT やり抜く力
- RUNNING LEAN
- LEAN UX
- みんなのGO言語
- キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論
- スタンフォードのストレスを力に変える教科書
- なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践
- ジョコビッチの生まれ変わる食事
- 起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと
- ITビジネスの原理
- 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
- 自助論
- ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
漫画
今年は300冊くらい。いくつか印象に残ったのを書いてみたけど続刊系がほとんどなのでもっと色々探していきたい。
- ちはやふる
- 亜人ちゃんは語りたい
- ふだつきのキョーコちゃん
- ベイビーステップ
- ヒナまつり
- Back Street Girls
- 町田くんの世界
- だがしかし
- からかい上手の高木さん
- 恋愛ラボ
- 田中くんはいつもけだるげ
- 高台家の人々
2016年に見た映画(主に邦画)感想まとめ
備忘録も兼ねて簡単な感想を。順不同。
- 残穢 -住んではいけない部屋-
- 引っ越した部屋に霊がいて、みたいなやつだったはず。なぜか引越しする直前に見に行った。あんまり自分には合わなかった。
- セーラー服と機関銃 -卒業-
- Twitterで意外と面白いというのが流れてきて見に行った。前半それほど面白くなかったけど後半はちゃんとまとめてくれたので満足度は低くない。橋本環奈の女優としてのこれからに期待。
- ザ・ウォーク
- ビルの間を歩くやつ。高所恐怖症の自分には最後の方は直視してられなかったくらい3Dマジヤバイと思った映画。映画館で見てよかったと思うけど、もう絶対に見たくない。
- レヴェナント: 蘇えりし者
- 「映像が凄い」と勧められて見に行ったら映像がすごかった作品。ディカプリオの演技は圧巻だったけど作品自体はよくわからなかった。ディカプリオの絶対に死なない無敵具合とか謎。
- ちはやふる -上の句-
- 最高に面白かった。2016年に邦画を大量に見るようになったきっかけとも言える作品。Blu-rayも買ってしまった。
- ちはやふる -下の句-
- 上の句のスポ根から、少し恋愛や若者の悩み的なところに焦点を変えているので、上の句の延長線上を期待していると肩透かしな部分もあったが、上下合わせて素晴らしい作品だった。
- あやしい彼女
- 多部ちゃんのファンすぎるので正当な評価はできないものの、悲しくてやりきれないは同じ曲を主題歌にしたこの世界の片隅により印象に残っている。
- アイアムアヒーロー
- ズートピア
- 結構前の作品な気もしたけど今年の映画だったらしい。もうなんかディズニーの映画を見ても、さすがディズニーだよねという感想しか持たなくなってしまった。この制作ペースでこのクオリティで仕上げてこられると日本のアニメ業界はなかなかつらいよなぁ。
- シン・ゴジラ
- 君の名は。
- エンタメとして単純に面白かったので売れているのも納得。2回見た。終わる前にもう一回くらい見に行っておきたい。
- 聲の形
- 全7巻の漫画をよくまとめていたなという感想。
- 溺れるナイフ
- この世界の片隅に
- 周りが褒め過ぎていると素直に良かったと言えない自分ですが、これは素直に良かったのでぜひ皆さん見に行ったら良いと思います。別に泣かせる映画というわけではないのですが、エンドロールで涙を止められなかった作品は初めて。
- 聖の青春
- 面白いとは思ったけど自分にはあまり合わなかったかも。羽生さん役とかすごく頑張ってたけど無理してモノマネしてるみたいに思ってしまった。
- 何者
- ある種現代の闇的なところにスポットをあてていて、共感できるかといえばそんなことは無いが、とはいえ全く無関係と笑い飛ばせるほどの自分でも無いので色々と考えさせられた作品。
- オー・マイ・ゼット
- 彼女に連れられて見に行った単館上映のゾンビ映画。ゾンビは良いんだけどスプラッタ系は苦手なので思ったよりグロくて楽しめなかった。制作費が数十億の映画も予算が1000万も無いような映画も、見る側は同じ1800円というのは不思議な感覚ではあるが、これはこれで良かったのでこういう映画もたまには見に行きたい。
- 四月は君の嘘
- これはだめだった。無理に映画にしたのがそもそもの失敗だった感。ちはやふるは数巻分のストーリーを4時間かけて描いてすごく良い作品になっているので、それくらい丁寧にやってほしかった。そういう意味ではドラマ向きの作品だったのかも。
- 怒り
- 少女
- 本田翼に引かれて見に行ったけど世界観がよくわからないまま進んでしまって映画に入り込めなかった。監督がだめだったのか役者がだめだったのか。好きな人は好きな作品な気がする。
- 金メダル男
- 金メダルを取りまくる勝ち組の男の話を期待していったものの挫折が思ったよりも早めにあったので気分爽快という映画ではなかったが、最終的にはカタルシスを得られたので一安心。
- 僕は明日、昨日のきみとデートする。
以上、今年見た映画21本の感想でした。あえて良かった映画を挙げるとすると、
の4作品。
ちはやふると君の名は。に関してはやっぱり自分は青春映画好きだなぁと。深い解釈の必要ないわかりやすいエンタメ作品が好きってのもある。
恋愛ものはあまり好きではないものの、僕は明日〜は小松菜奈が可愛かったし泣けたので。ただ一番直近に見たのでかなり補正がかかっているとは思う。
あと怒りは今年見た中では一番見ごたえのある大作でちゃんと面白かったので印象深い。宮崎あおいも妻夫木も他の人も皆良かった。やっぱり人気ある役者さんって演技もしっかりしてるなと改めて気付かされた。
しかしヨコハマ映画祭とか見ると上位入賞作品の半分も見てないので、来年は話題作だけじゃなくて小さい映画館でやっているようなものも積極的に見ければなと思う。
FF15の感想メモ
フリーランスのメリットを最大限に活かして一週間でクリアしたので感想の覚書。ネタバレ含む。
- サイドクエスト系にちょいちょい手を出しながらエンディングまで30時間くらい
- 現在更に10時間ほどプレーしてレベルが55くらいまで上がったところ
- 個人的には名作と言えるくらい面白かった
- 女子成分が少なかったのが不満
- わかりやすいハッピーエンド派だから人が死なないストーリーにしてほしかった
- 後半の駆け足具合はちょっと不思議な感じがした
- イベント一つ終わったらチャプターが切り替わっていた
- チャプター数を減らしたらそれだけで違和感がなくなったと思う
- チャプター間の説明で話の流れを整理していたのでそれを入れるためだったのかも?
- 前評判を一切見ずにプレーできてよかった
- 唯一、13章の手直しが入るという情報を公式情報で見てしまったのが悔しい
- クリア後に色々見ると13章の評判が良くないということだった
- 実際プレーしていたときは大して気にならなかった。ノクティスが一人になったときの不安感をプレーヤーにうまく伝えられていたと思う
- このゲームをクソゲーという人にはFF好きな層が楽しめるゲームを教えて欲しい
- 普段ゲームをやらないので比較対象がない
- バグバグという話について
- 普通にプレーしてるだけだとバグは気にならなかった
- たまに仲間がついてこなくて一人で戦うときがあったくらい
- グラフィックスきれい
- 正直10年かかっても仕方ないと思えるクオリティだった
- 手直し入ったりDLCが追加されることについて
- あと5年くらいかけて完成度を高めても良かったかもしれないけど、それだとお金的にも開発モチベーション的にも厳しかったとは思う
- 未完成で出すなよって言ってる人もいるけどこのクオリティでちゃんと完結しているので十分
- この世界観でずっとプレーしたいという人はいると思うので継続的なアップデートはユーザ的にはかなり嬉しいと思う
- サブクエスト系
- 量が多いので本気でやってもしばらく終わらなそう
- 宝石探しとかの範囲内の捜索系はただ時間かかるだけのイベントだから減らして欲しい
- バトルシステムについて
ということでこのペースでやり続けたら生活がおかしくなるので、これからはゆっくりプレーしていく予定。
ElectronでWebサイトにマルチアカウントでログインできるアプリを作った
AWSアカウントを7アカウントほど利用していてChromeのアカウント切り替えが面倒になってきたので、こんな感じのものを作った。
Electronを触ったことない状態から4時間くらいである程度動作するところまで。
設定画面はなくてサイトのURLなどはHTMLべた書き。
コードとしては https://github.com/saenzramiro/rambox を参考にしつつ作って https://github.com/miyasakura/multi-acc-electron こんな感じのものになった。動作はMacのみで確認。
感想としてはElectronすごい。Chrome AppがDeprecateとなる今となってはデスクトップアプリ作るにはElectronは良い選択肢。
ということでいくつか実装のポイントをメモ。
タブ切り替えの実装
アプリは一つのHTMLで構成。上部にリンクを配置して下にWebViewを配置。
WebViewはHTML上に全て配置しておき、上部のリンクのクリックでclassを付け替えることでdisplay:none
の切り替えている。
タブごとにセッションを切り替える
ひとつのウインドウがBrowserWindowというものになるようなので、それを切り替えるのかなと思ったら、どうやらWebviewにpartitionというものがありWebViewごとにセッションを持たせられる模様。
https://github.com/miyasakura/multi-acc-electron/blob/master/index.html#L13
接頭辞にpersist:
を指定することでアプリを閉じてもセッションを保持。
コピー&ペーストなどの動作
デフォルトではctrl+cなどが動作しないので編集メニューを定義することで利用できるように。
https://github.com/miyasakura/multi-acc-electron/blob/master/menu.js#L21
タブ単位でのリロード動作
メニューでctrl+rを定義して、メインで実行されるjs側からはDOM操作はできないので下記のような実装にする。
https://github.com/miyasakura/multi-acc-electron/blob/master/menu.js#L16
https://github.com/miyasakura/multi-acc-electron/blob/master/index.html#L37
アプリアイコンを指定する
使い勝手を考えると実は重要なアプリアイコン。
packagerのオプションで --icon=icon.icns
を指定するだけではあるものの、 .icsn
ってなんだよという。
512x512pxのpng画像を用意して、Macのプレビューで開き、「ファイル」→「書き出す」でオプションキーを押しながらフォーマットを選択すると ICNS で保存できた。
課題
最低限の動作はするので今のところはこれで満足しているものの、一日使ってみてローディングの表示が無いのと右クリックでダウンロードが機能しないっぽいのが課題。
しばらく使ってこの辺を解決できたらQiitaにまとめ記事でも書きたい。
Go+Google App Engine を使ったメモ
最近ちょっとしたWebサービスをGo+App Engine+Google Cloud Datastoreで作ったので、はまったことをメモ。
Qiitaにまとめようかと思ったものの、くだらないミスが主で内容としては大したことがないのでチラ裏的にこのブログに。
選んだ理由
この資料の影響が大きい。
「メルカリ アッテ」を支える Google App Engine と Golang - Speaker Deck
App Engineが東京に出てきたのもあり、それなりにこの構成は流行ってくるんじゃないかなーという感じがしているので勉強がてら実装。
苦労した流れ
- なんかGoはフルスタックなフレームワーク(WAF)を使わないほうがイケてるらしい
- ミニマムなフレームワークとして Goji (github.com/zenazn/goji ) をチョイスし使ってみる
- 作ったけどなぜかデプロイがうまくいかない
- フレームワークを使わずに net/http を使ってみる
- さすがにルーティングが貧弱なので github.com/julienschmidt/httprouter を使う
- やはりなぜかデプロイがうまくいかない
- フレームワークの問題じゃなかったと思い、再度Gojiへ戻る
- Gojiの最新版が github.com/goji/goji に移ったらしいのでこっちを使ってみる
- デプロイしてみるとコンパイルエラー
- Go 1.7前提の部分があって、App Engineは1.6なので使えなかった(過去の例から言って3ヶ月くらいで最新バージョンに追いついているのでそろそろ1.7が出そうではある)
- 古い方を使うのもあれなので Gin にしてみる
- やはりなぜかデプロイがうまくいかない
- aedeploy を使っているのがいけないらしい
- 読んでいたドキュメントが Flexible Environment 用のものだった
- goapp deploy にしたら無事デプロイできた解決
反省点
流し読みじゃなくてちゃんとドキュメントを読みましょう。
あとGoもGAEもちゃんと理解していなかったので、Goの問題かGAEの問題か切り分けができずつらかった。
Google App Engine についての感想
DatastoreとFull Text SearchとMemcachedを使ったけど、設定を何もしなくてもそのまま使えるのが良い。AWSだと各サービスのインスタンスを作って設定ファイルに登録して、みたいな流れになるのがGAEでは全く必要無かったことに驚いた。AWSに慣れすぎていて逆に違和感があったものの、これがあるべき姿だと思う。
あとはもう少しWebに情報が転がってると嬉しいと思った。まだこれから流行っていくものだと思うので自分でも少しずつ情報を発信しつつ慣れていきたい。